ザウルス・ブラウニーのリップ問題解決!

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My Favorite Tackle

皆さん、スポーツザウルスという釣具ブランドをご存知でしょうか。

則弘祐さんという方が興し、BALSA50などの名作ルアーを輩出してきたブランドです。私が中学生か高校生の頃に知り、どんどん惹かれていきました。もっとも、惹かれはしても価格は簡単に手を出せるものではありませんでした。

その中にブラウニーというミノーがあります。懇意にしているショップのオーナーに「どれだけ早くリトリーブしてもアクションしても飛び出さない、信じられないミノー」と言われ、高校生の当時2,700円程だったと思いますが7cmのタイプを購入し、恐る恐るバスなどに使用していました。そんなブラウニーの話です。

ブラウニーの能力を知る

バスでは時折使用して釣果も出ておりましたが、正直そのスペックを活かしていたとは言えません。初めてそのポテンシャルを体感したのは大学生になってからでした。

1回生の前期で車の免許を取得し、夏休みに実家から当時で20年以上動いていた4速MTのジムニーを借り、友人と2人京都まで下道の旅をしました。初心者マークをつけていきなりそんな長旅をする無謀さで技術もついた気がします(笑)

無事京都を楽しみ、そこで友人と別れて1人、大学の近くに借りていた自宅を目指します。急ぐ予定もないので兵庫、岡山と山奥をのんびり横断。四駆のジムニーという事もあり舗装されていない道などを気にせず走り、夜が来たら眠り、目が覚めたらまた走る。

所々で渓流に入り、ヤマメやアマゴを狙います。それまで、フライやエサでは渓流を経験していたのですが、ルアーは初めて。そこでショップオーナーの言葉を思い出し、ブラウニーを使ってみました。それはそれは衝撃的でした。他のミノーではすぐに飛び出すようなダウンストリームの激流でも全く動じる事なく足元まで泳いできます。そして15cm程度のアマゴが次々と躊躇なく襲ってくるのです。

未経験の世界が一気に開けた気がして感動したことを今でも覚えています。そんな中で32cmのアマゴを釣り上げ、思い入れの強さも最高値まで上がりました。未だに渓流ではブラウニーを超えるものはないと感じています。主観極地。

ブラウニーの弱点

そんなブラウニーですが、いくつか弱点があります。まずは軽さ。バルサという超軽量の木材を使用した、体積の極めて小さいものなので7cmで2.5g。軽っ!!

そして致命的なのがリップの弱さ。細さも相まって接着面積が狭く、リップがすぐにぐらつきます。石にぶつけようものなら生きた気がしません。なんせ3,000円もしますからね。リップを自作するテクニックがあれば問題ないのでしょうが、そんな技術は流石にない。そのため、リップのないブラウニーがボックスの中に眠っていたのです。

リップだけで売ってる!!

が!最近になってようやく知りましたが、リップだけで販売されているんですよ。5枚入りで700円。これは安い!!という事で2セット買って取り付けました。瞬間接着剤でもいいのでしょうが、衝撃への耐性も考えて2液混合のエポキシ接着剤で固定。無事生き返りました。

もはや本体を手に入れることも難しいルアーですが、オークションなどでは普通に見られますので気になる方はぜひお試しを。後悔はしないと思いますよ!!オークションで下手に安いものを買うと正規ではないリップがついている事がありますが、これがあれば安心です。でも、在庫があるのは5cmと7cmの共用品だけに見えますので、9cm以上のものは…?必要な方はご自分で調べてみて下さいませ。

後日談。リップ交換後のブラウニー君がしっかりヤマメちゃんを誘ってくれました。

最近のルアーだと、こんな感じのミノーもいい感じ♪