ブリーデン・キャシーマージー使ってみた!そして姦システム流用!

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My Favorite Tackle

こんにちは、Mayoです。
以前、ブリーデン社・ビースウェイのキャシーマージーを買っただけでテンションが上がって記事を書いていましたが、その後2回釣りに行くことが出来ましたので、使用レビューを書いてみようかと思います。
一応使用前のインプレッションを書いた前回の記事も貼っておきます。参考までに。
ブリーデン・キャシーマージー入手! (fishing-freaks.com)

心配だった点の感想

まず、前回不安点として挙げた3点に関して書いておきます。

1点目、スナップの強度に関してですが強いスナップに変えたので伸びてしまうことはありませんでした。(まあ青物とか掛けていないから変えていなくても関係ないんですけどね。)
かなり強く大きなスナップはアイに通しにくいというデメリットが発生したんですけど、自分で勝手に変えて勝手に通しにくいと言っているだけなので、キャシーマージーそのものに罪はありません。気になるなら変えなければいいだけです。

次に2点目、フック周辺の錆びやすさです。ステンレス製のパーツを使われていることでかなり抑えられるようにはなっているとはいえ、水が抜けにくい作りなのはどうしようもありません。そのため使用後、早めの淡水洗浄を行うようにしました。
これはいつも他のルアーでもしていることなのでそこまで特別でもないですね。。
今のところ2回使ってみて、現状で錆は一切見られません。メバル用ルアーフックの方がよっぽど錆びやすい気がします。

最後に3点目、フックとブレードが絡む頻度が高そうと書いておりましたが、ほとんど発生しません。
大事なことなのでもう一回書いておきますが、フックとブレードはほとんど絡みません。何キャストしたか数えている訳ではありませんが、絡んだ記憶は1回だけです。
使い方やセットするアイの位置にもよるのかもしれませんが、心配は杞憂に終わったと言って問題ないかと思います。この点は個人的に驚きでした。スイベルのサイズあたりが関係しているのかな。

ということで、使用前に心配事として書いたことは自分にとって今のところ問題ないと言えます。

使ってみた印象

個人的には同社ルアーのメタルマル的な感覚で使用する頻度が高いと思っていました。というのがそもそもメタルバイブってあまり好きではないんですよ。そして海ではバイブレーションそのものをほとんど使わない。何故かって言われると、何となくでしかないんですけど…(笑)
バスでは結構な頻度でバイブレーションを使うのに何故なのか自分でも不思議。

というわけで使い始めてみました。1番前のアイでは確かにメタルマルのように使用できます。特に違和感もないのですが、その日はジグロッドの方で60gのメタルマルやメタルジグを使う頻度が高かったので、どちらかというと違う動きをさせたかったためどんどんアイを後方に動かしていきました。

2番目は一番使う頻度が低かったです。理由は上に書いたようにメタルマル的な動きと違うようにさせたかったことが挙げられるのですが、何となくバイブレートする頻度というか強さが個人的な好みに合わないということもあります。頭の中では時折震える方がイレギュラーなベイトの弱り方を模することが出来そうな気がするのですが、感覚的に何か違う…。

そのため3番目と4番目をメインで使用しました。メタルマルやジグと違う動きをさせたかったというのもありますがもう一つ、小さな小さなベイトをイメージしたときにそこまでのスピードがイメージできないということもありました。バイブが強ければ当然リトリーブスピードが落ちますので、遊泳力の弱い小さなベイトをイミテートできるのかな、と。おかげでソルトゲームでバイブレーションを使う抵抗が弱まった気もします(笑)


またサーフでも使用したのですが、そのサーフが割と遠浅の場所だったため、リトリーブスピードを落とした状態でボトムを叩かないようにという意図もあって後方のアイにした部分もあります。

サーフでのオキエソくん

今後はまた使用する時期や場所、ベイトサイズなどで変わっていくとは思いますが、ひとまずの印象を書かせてもらいました。今回このルアーで釣れた魚の中で一番大きかったのはクロホシフエダイでした。南九州ではクロテンのシブダイとも呼ばれる奴ですね。

40cmちょっとのクロホシフエダイ

プラスかマイナスか、気になった点

今回使用してみて気になったのが、フックの強度です。ほとんどをハードロックエリアで使用したこともあり、ボトムコンタクトが多く、複数回根掛かりが発生しました。その度に泣きそうになりながら回収を図ったのですが、回収率は高かったと言えます。

実際に2回の釣行で1個だけロストしたのですが、そのロストも激流の潮速を読み切れず、早巻きしたんですが沖の沈み根にラインがかかってしまったので、完全にこちらのミスによるものでした。いやまあ、それを言ったらスタックなんてほぼ全て自分のミスですけど。
しかし数回の根掛かりは無事回収できたんです。これはすごく意外でした。その中で、回収した際にフックをチェックすると、フックが少し開いていることが2度ありました。

フックが予想以上に柔らかいんです。ソルト用で錆びにくさを優先したせいかもしれませんが、感覚的にすごく柔らかい。下手をすると魚とのファイトでも伸びてしまうのではないかと思うほど。いや、実際にはしっかりとフッキングして貫通してしまえば、てこの原理も発生し得ないのでフックが伸びてバラしてしまうのは腕のせいとも言えます。なのでこの柔らかさは根掛かり回収率を上げるという意味ですごく大きなメリットかもしれません。

とはいえ、自分の腕を考えたときにフックを伸ばされそうな気もしてデメリットにもなりそう…。堂々巡りですな。個人的にはフッキングが大好きなのでそこまで不安になるレベルではない気もするのですが、大物にフックを伸ばされた!という感想が聞こえてくるのではないかと思いますね。ということで硬いフックがいい人はフック交換するのがいいのではないかと思います。

フック交換、どうするの?

ではでは、これでフック交換ってどうするの?ってお話ですよね。錆びた際やフックポイントが鈍ってきた際はどうしても交換したいものです。そんな事を考えていると、BREADEN社のテスターさんがアップしていた動画に解決策を載せておられました。それは、投げ釣り仕掛け作り用に売っているビニールパイプ。ということで早速購入しに釣具店へ。

ついでに専用ブレードも売っていたので購入。そう、よく考えたらこの姦システム、パーツさえあれば他のルアーにも応用できるんですよね。ということでスイベルも。小さなスプリットリングは持っているからこれで作れる!ちなみに動画ではノーマルチューブの外径が2mm程度とのことだったので、ひとまず1.5mmというタイプを買ってみました。価格は130円程度。安い安い。

作り方は簡単至極。スイベルの片方にスプリットリングとブレードをセットし、もう片方にチューブを突っ込んで適当な位置でカット。これで完成。
フック交換だけならばチューブを替えるだけで済むので楽なものです。

チューブが少し太めかな?1.2mmぐらいでいいかもしれないけど、全く問題なさそうなのでこれで進行。前回のインプレッションでは熱収縮チューブか?みたいなことを書いていましたが、ただのチューブで十分ということでした。

6本セット完了。これでもしフックが錆びても、他のフックにシステムを移植して対応できます。いろいろな心配事が解決して満足ですな。

ここまで書いてたらステマか?って思われそうですね。でも違いますのでご安心を。ということで、別ブランドのルアーに姦システムを流用してみました。

うん、魅力的。ジャッカルのビッグバッカー・フォールトリック。こんなのを作ってしまうとまた投げたくなるではないですか。

ただ、このシステムはルアー本体よりも小さなベイトの群れをイメージしているのであって、あまり大きなルアーに導入するのも違う気がします。そうなってくると、ある程度サイズが限られてきますし、導入したいルアーも割と限られてきますね。まあ単純にアピール度アップとして大きなルアーに使ってもいいんでしょうけれど。

そしてこのアレンジに極めて大きな問題点が。ブレードまで買うと地味に高い!
チューブだけだと気になりませんが、ブレード6枚セットが300円程。小さなスイベルとスプリットリングを全部足すと350円程かな?あまり連発していると財布が寂しくなりそうなので皆様ご注意を。

ひとまずバイブレーションとクランクベイトに使ってみるかな…。クランクベイトに使ったらめっちゃバスにも効きそうだな…。結局また妄想の日々を過ごすことになりそうです。

コメント

  1. […] ださいませ~。ブリーデン・キャシーマージー使ってみた!そして姦システム流用! (fishing-freaks.com) […]