8月も終わりを迎えるというのに、まだまだ異様に暑い日が続きますね。気温も余裕で30℃を超えており、残暑というよりも「まだまだ夏」って感じです。
バス釣りの場合、涼しくなると巻き物が楽しくなるのですが、気候的にまだ少し先のようです。まぁ、今年はブラックレイブン・エクストリームを購入したおかげで、なかなかクランクベイトなどには手が伸びないのですが、それでも巻き物は大好きな釣りの一つ。
巻き物と言えば、最近自分の中でアツいのが、5g前後のラバージグと3インチ前後のワームを組み合わせたミニスコーン。色々と試したいことはあるのですが、天気との兼ね合いもあり中々進行していません。まぁ、秋が深まってからのお楽しみにしましょう。
という訳で今回も、いつの間にかカバーばかり打っていました。夏だから仕方ないね(笑)
開始早々ライギョとにらめっこ
先週はかなり濁りが入っていたこともあり、今回はクリークでもかなり上流の場所を見に来てみました。すると、予想以上に水質は改善している様子。ただ、水門が閉じていたおかげで流れが溜まっており、切れたウィード等の浮遊物が多く溜まっていました。
浮遊物が多いと、ミニスコーンのような巻き物ではゴミを拾いまくって鬱陶しいです。そこで、とりあえずテキサスリグで様子をみることに。まぁ、前回の釣行のまま、テキサスをリグっていたというのもあるのですが。
いったん水門周りを打ってみますが、めぼしい反応はありません。そこで次は、浮遊物にラインを持たせて「吊るし」のような形で、バスを誘ってみます。すると、ライギョがスーッと寄ってきて、何のためらいもなくパクリ。

狙いの魚ではありませんが、完全丸ボウズだけは回避することに成功。ライギョは針を外すのが大変なので、見つけても狙うか迷うのですが、今回は悩む間もなく食われてしまいました。
使用したワームは、バークレイのセイバーテイル。スイミングも織り交ぜて広範囲をチェックしたかったので、テールがバタバタするワームをチョイスしました。テキサスリグなら、浮遊物も拾いにくく多少は快適です。
お気に入りのストレッチではバスにフナにスッポンまでも
ライギョを釣ったポイントの水質が思ったより良かったので、最近お気に入りのストレッチに移動してみます。すると、こちらも先週のようなどちゃ濁りは解消している様子。もちろん多少濁ってはいますが、許容範囲内です。
ここではまず、ミニスコーンを選択。今のところ一番使い込んでいる、RVジグとワンナップシャッドの組み合わせで様子をみてみます。しばらく投げていると、若干重みが乗るような違和感が。とりあえず合わせてみると、まさかのフナのスレがかり・・・

フナなどにルアーが当たった際、特有の「ゴツン」という感触はありませんでした。本当に、ちょっとだけ「ヌッ」と違和感があっただけなので、まさか魚だったとは。さすがは、超高感度ロッドのブラックレイブン・エクストリームです。
その後もしばらくミニスコーンを投げ続けますが、フナにあたる感触がたまにあるくらい。完全に快晴なので、やはり巻き物はキツイようです。「そろそろカバー打ちに変更かな」なんて考えていましたが、何故かそういう時に限ってアタリが出るもので(笑)

一応釣れはしましたが、完全に晴れてしまっているため、今回も日中のミニスコーンはちょっと厳しい感じがします。という訳で、バルキーパワーホグのテキサスリグにチェンジ。ワンパターンですが、日中はカバー打ちで楽しむことにしましょう。
名作バルキーパワーホグは未だ現役
これまで、様々なワームをテキサスリグで使用してきましたが、最も多くのバスをキャッチしたルアーは間違いなく「バルキーパワーホグ3インチ」でしょう。自分が大学生のころに登場したワームで、長年に渡りテキサスの相棒No1の座についていました。
発売から10年以上は経過していますが、もちろん今でも現役です。そもそも、当時に買い漁りすぎて、在庫が大量に残っています(笑)ただ、最近ではありきたりすぎて、出番が減っていたのも事実です。
そんなバルキーパワーホグを、今回はカバー打ちの相棒としてセッティングしました。たまには使ってあげないと、在庫が消化できないですからね。まぁ、無くなったら買い足すと思いますけど(笑)
カバーをテンポよく打っていくと、急にラインが横に走る!最初は重いだけだったので「魚か??」と疑問だったのですが、途中からグイグイと引っ張る独特の感触が出てきました。そして、かなりの重量感なので、「バスならかなりデカいぞ」と期待したのですが・・・

アカミミガメは何度か釣ったことがあるのですが、スッポンは初めて釣りました。手足がひれっぽいせいか、普通に魚みたいに引くんですね。デカバスを期待してたのでがっかりはしましたが、初物なので良しとしましょう。
しっかりとバスを釣るために、よりカバーやストラクチャーが多いポイントへと移動。スッポンでもライギョでもなく、バスを狙っていきますよ。というわけで、実績の高い水門へゆっくりとアプローチます。
水門には、若干ゴミが溜まっています。そのゴミ溜まりにそっと乗せ、シェイクしてヌルっとゴミ下に滑り込ませてやると、ラインがスッと走りました。

やっぱり、実績ポイントなだけはあります。速攻で40㎝そこそこのバスをゲット。アプローチが上手くいったキャストで、しっかりとバイトが出てくれると「釣ってやった感」があっていいですね。ただ、この周辺ではこれ以上のバイトは無く、さらに移動を繰り返します。
次のポイントは、雑草が水面まで伸びているカバーがメイン。そのままバルキーパワーホグで釣り込みます。とその前に、目に付いたマンメイドストラクチャーに何気なしに投げてみると。

着底したと思ったら重みが乗っていて、レギュラーサイズが釣れてくれました。ちなみに、バルキーパワーホグの色を変えていますが、これは濁りを考慮したためです。移動先の濁りが強めだったので、よりシルエットが出るグリパンへと変更しました。
その後、本命と思っていたポイントでは、残念ながら反応はナシ。ここで、気になっていたことの確認をするため、さらにポイントを移動します。
ブルフラットが強い場所ではビーストも効く!
気になっていたこととは、最近使っているバークレイのビーストが釣れる理由です。他のホグ系やクロー系と比べて、明らかにバイトが出やすい場面がある気がします。おそらく、形からギルパターンだとは思うのですが・・・
というわけで、ブルフラットが強いポイントへとやってきました。ギルバイトが非常に多いポイントなので、メインベイトはギルなのでしょう。ここで普段よりバイトが出るのなら、ビーストはギル系ワームとして考えてよさそうです。
ポイントに到着早々、とりあえずちょっとした水門にキャスト。バスがいたことは無いのですが、ギルがいる確率が高いのでとりあえず確認です。すると、いつものギルとは違う「ゴンッ」というバイトと共にラインが走ります。

40㎝弱のグッドサイズをゲット!ランディングできそうな場所がなかったので、冷や冷やしながら抜き上げました。予想以上に速攻で結果が出たので、自分でも驚きです。
さらに、追加を目指して釣り進みます。次に狙ったのは、水底に沈む謎のストラクチャー。何が沈んでいるのかは分かりませんが、ギルが着いていることが多く、それを狙ってバスもよく着いています。ただ、根がかりが激しいので、慎重に攻めなくてはなりません。
引っ掛かる感じを優しくほぐし、枝か段差を超えた瞬間、「コツン」というかすかなバイトが出ます。ちょっと溜めてフッキングを決めると、お次は丸々と太った40アップ!

これだけ結果が出るのなら、ビーストはギルパターンに強い感じですね。パーツもあまりとられないので、ブルフラットよりコスパが良さそう。ただ、10年以上前に廃番になっているので、手に入らないんですが・・・ストックが切れたら、おとなしくブルフラットを使用します(笑)
メタルマウスを初使用!夕マズメはトップが楽しい
結構バスもキャッチできたので、夕マズメはトップで遊ぶことにします。選択したルアーは、イマカツの新作メタルマウス。見た目重視で、ファーモデルのウリボウを購入しました(笑)
使用タックルは、テキサスなどと同じくブラックレイブン・エクストリーム。ラインもフロロの14lbなので、正直ちゃんと動くか分かりません。
一応、使用してみた感じ、フロロでもちゃんと動いているような気がします。タックルがむちゃくちゃなので、正解の動きかどうかは謎ですが・・・また、止めるとラインが沈んで動きが変になるので、ひたすらトゥイッチしなくてはなりません。なので、結構疲れます(笑)
あと、ファーモデルを使用しているせいか、ちょっと動きが重く感じました。違いがあるかどうかは、ノーマルモデルを購入して比較しないと分かりませんが・・・明らかにファーが水を吸って、重くなります。
さて、釣りの方は、日暮れにドッパーンと派手に出たのですが、一瞬だけ重みが乗ったのみ。まぁ、バスにしては派手に出すぎな感じがするので、ライギョかナマズだとは思いますが。せっかくなので、メタルマウスで何か釣りたかったです・・・
トップで締めとはなりませんでしたが、全体的によく釣れたので満足です。まだまだ暑い日が続きそうなので、1日中巻き物で通せるのは1か月後とかでしょうか。まぁ、カバー狙いは大好きな釣りなので、今のうちに存分に堪能しておくようにします。