クランクベイトに姦システム流用でバスを狙ってみた

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Fresh water攻略

こんにちは!Mayoです。
以前にキャシーマージーの姦システムをジャッカルのビッグバッカーに流用してみましたが、その記事の最後にクランクベイトに流用してバスを狙ってみる的なことを書いていました。今回、緊急事態宣言が解除されず県外に出られないため、早々に試してみることにしました。

ひとまずメガバスのSR-Xサイクロンにセット!

ということでまず、どのルアーにセットするかということを考えます。まず最近よく行くのがクリーク。そのため基本的にシャローしかないですし、バイブレーションはロスト率が高いのでシャロークランクで絞り込みます。この時点で持っているルアーの中での選択肢が非常に狭まります。以前はバスに通うことが多かったのですが、ここ十年ぐらいで年にバス釣りをする日は2~3日程度。そもそも月のうち釣りに行けるのが1回。多くて2回。そんな状態なので折角なら魚を持ち帰られる方がよく、海ばかりを選択していました。

それ以前は某ダムで行われる大会にシーズン通して参加し、ちょこちょこ商品をゲットして喜んでいたのですが、まあそのダムの(バス釣りにおける)環境が悪化し、めっきりバスを狙わなくなっていて…。

とまあ何が言いたいかというと、バスに行かないのでルアーを買うことも激減し、自分のストックが全然なかったんですよ。シャロー系のクランクが10種ほどしかない中で、メガバスのSR-Xサイクロンを選びました。この理由の一つがサイズ。フックのベンドにスイベル、スプリットリング、ブレードのパーツが着けられるのですから、フロントフックとリアフックの距離がある程度なければ無駄にトラブルが増えると思われるためです。よってそういう視点で選んだときに、消去法でこのルアーが浮かんできたというわけです。(しかも拾った傷だらけの個体を選ぶあたりがケチくさいですがそっとしておいて下さい。)

そして以前も書いたようにキャシーマージー用のパーツは非常に高額。よって更なるケチ根性を出し、安価なブレードを探し出して購入。サイクロンにセットしてみました。

安価なもので両サイドに穴が開いているんですが、まあひとまずこれで試せばいいや、という感覚です。画像を見て分かるかもしれませんが、フックも純正のものではない小さめのものが付いています。後で若干後悔することになるんですけど、この時は知る由もありません…。

朝マヅメから反応あり

朝の一発目ポイントに初めての場所を選ぶ強気のチャレンジだったのですが、トップには反応なし。ということで早速サイクロンをセットしてみます。メインの水門から割と強めの流れが発生しており、まずは流れの中心、流心脇、反転流の中とアップストリーム方向を打っていきますが無反応。ということでダウン方向を打っていくと、下流側のブレイク辺りでバイトがあり、よし!と思ったのも束の間。重さの割にグネグネ感の強い引き。ああ、ナマ様だ。

何でしょうね。夜のナマズ狙いで釣れると非常に嬉しいのですが、バス狙いの時に釣れると残念に感じてしまう。とはいえ、アレンジしたルアーに早速反応してくれたのですから、そういう意味では大満足。

ちなみにクリークはステイン~マッディーな所が多いため、ブレードにはゴールドを選んでいます。ルアーカラーとの相性も相まって、自分で選んでおいて何ですが素晴らしいカラーバランスです(笑)。
リトリーブしたときのアクションがブレードの抵抗により若干弱まっているように感じます。ブルブル感が少し弱いので、クランクベイトにしては物足りない気もしますが、逆に長時間投げ続けても疲れにくい気はしますね。

全く関係ないけど、ちょっとナマズを食べるのに挑戦してみたくはあります。出来れば割ときれいな川の個体がいいし、数日は泥抜きをしなければ匂いそうですけど、近畿大学がウナギの代替品として開発したぐらいですし。世界的に見てもナマズ類は貴重な食料になっていますし。いつか試してみなければなりませんね。近所の川で釣るか…。

今更ながら偏光グラスの重要さを知る

さて、朝マヅメのポイントを後にし、HAGIの実績ポイントへ。
ここのところ、クリークでのバス釣り時は偏光グラスをするのが面倒だったため使っていませんでした。普段はメガネなので、偏光を掛けるときにはコンタクトを入れないといけないんですよね。度付きにするとマヅメは偏光と普通のメガネ両方をポイントまで持って行かないといけないため面倒ですし。しかもクリークだと水がクリア系の場所はほとんどないのであまり必要性を感じないもので。

しかし今回はつけてみました。すると改めて実感しましたが、やはり情報量が違いますね。ステインウォーターでもかなりのものが見えます。小さなハスなどのベイトフィッシュやコンクリートの段差、ブレイクなどなど。皆様、面倒くさがってはいけませんよ。反省反省。

そんなこんなでサイクロンを投げていくのですが、クリークは岸から数メートルのところにコンクリートの段差がある場所が多いです。今回、その段差が見えてきたためそこを長く通せるような角度で打っていくと早々に反応あり。素晴らしい重量感とパワーだったので慎重に抜き上げました。ここのところバス釣りでそんなに魚を獲っていなかったので50近いんじゃないか!?というサイズに見えてしまいましたが到底届かず。メジャーをしっかり張ったら44cmでした…。ハズカシイ。

しかし個人的には久々のグッドサイズでしたし、アレンジしたルアーにがっつり反応してくれたので満足感は半端じゃないですね。正直このあと1匹も釣れなくたって満足したまま帰れそうです。

フックバランスは大事です

その後、同様に段差のラインや僅かに見えるストラクチャーを打っていきます。段差の部分ではどうしても直角のコンクリート部分に当たるため、かなりの高頻度でラインチェックする必要がありました。そんな中でまたひったくるようなバイト。しっかりフッキングしたつもりだったのですが、数回首を振ったところでフックアウト。なかなかのサイズだっただけに悔しい。何気なくルアーをチェックすると…。フック伸びてるやん。直線に近い状態に伸ばされてました。

拾い物についていた小さめのフックを替えずに使っていた自分の責任ですね。やはりフックのバランスはすごく重要だと思い知らされました。しかしまあ、直線に近い状態にまで伸ばされていたと言うことは、きれいにテコの原理が働いていたということだと思われますので、おそらくですが口の硬い雷魚さんですね。首の振り方も怪しかったよな…。なので全然悔しくない。悔しくない。

悔しい…。

空飛ぶ雷魚

その後速攻でまともな予備フックに変更。歩きながら打っていきますと、対岸に近い所で激しいバイト。するとフッキングする間もなく、デカい雷魚さんが見事に飛び上がってルアーが飛ばされました。雷魚ってあんなに飛ぶんだ…。体の1.5倍ぐらいの高さまで飛びましたよ。60cmぐらいだったとして、尾の先から水面まで30cmぐらいのスペース空いていました。ドヴォーーンって着水音もすごかった(笑)

そんなこんなでずっとサイクロンで打っていったのですが、数回バイトはあったものの乗せきれず。しかしまあかなりの可能性を感じるセッティングとなりました。クリークだとハイピッチで打って探していくことをする際はほとんどスピナーベイトを使っていましたが、アピール度も非常に高いので今後はしばらくこのアレンジルアーに頼ることになりそうです。

姦システム流用のポイント

そしてフックを変更してから、サイクロン君は地味にスローシンキングルアーになりました。やはり極小とはいえ、スプリットリング、サルカン、ブレードが6セットも加わるわけですから、それは仕方ないですね。フックの重量バランスやブレードセットの数を調整することでせめてちょっとでも浮いてくれるように今後はセッティングを考えます。ちなみに、SR-Xグリフォンでも試してみたらブレードセットを3つにしても余裕で沈みました。手持ちの中ではストームのクランクだとサイズ、浮力共にいい感じかもしれないです。

その後、サイクロン君はコイまで引きつける魅力を見せつけてくれました。まあお互いにいい迷惑ですよね。ナマズ、バス、雷魚(釣ってないけど)、コイと一日で楽しませてくれました。そして最終的にこのサイクロン君、クリークに居場所を見つけて帰らぬ子となってしまいました。ごめんなさい。

今回魚たちからいいリアクションがもらえましたが、タイミングとしてこの日が9月上旬で、一日中曇ったりごく弱い雨が降っていたりという天気でした。そのためカバーやシェードに張り付いて居らずフラフラ泳ぎ回っていたというのもかなり大きな要因の一つだったと思います。しかし総合的にこのセッティング、非常にいいと思います。

いくつかポイントを挙げると、このアレンジはある程度の大きさがあるルアーにしか向いていない印象です。フロントだけ、リアだけというセッティングにすればまた変わるとは思いますが。クランクベイトの場合はウェイトが増すため浮かない可能性があります。シャロークランクの場合はあまりボトムに当ててという狙い方をあまりしないのでそこまでの問題は感じませんが、ディープクランクなどではボトムでのヒラ打ちなど浮力を前提にしたアピールや根掛かり回避を壊してしまう可能性があるので要注意ですね。

バイブレーションではまだ試していませんが、ブレードの抵抗でアクションが弱まる可能性が高いです。その分ブレードでのアピールは強まりますが、本来のアクションは壊す方に動くため、プラスもマイナスも発生するということを頭に入れておかなければいけない気がします。繊細なルアーへのアレンジだとそれぞれの良さを消し合う感覚ですね。他には単純にラバージグにも合いますよね。というかそういうセッティング既にあるし。

そして他には…、メタルバイブなどにも合うのではないでしょうか!
あれ?そうか。
もともとメタルバイブのキャシーマージーからのアレンジだからそりゃ合いますよね。というかそれが本家だわ。ということで好き勝手にいじりまくっていますが、本家のキャシーマージーも試してみてくださいませ。ということを書いてシステムを流用する罪悪感から逃れるのです。

SR-Xサイクロンは廃番ですが、公式ショップなら在庫があるかもしれません。

コメント

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