ミニスコーンが効かなくなった!?秋のクリーク攻略ダイジェスト

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Fresh water攻略

10月も終わりに差し掛かり、ようやく最高気温も20℃前半に落ち着いてきました。今年はいつまでも暑い日が続き、「秋がこないんじゃないか」なんて気にさせられましたが、ようやく涼しくなってきましたね。むしろ、朝夕は少し寒いくらいの急激な温度変化にびっくりです。

これだけ気候が激しく変化すると、バスの動きも読めなくなってきます。特に最近、ちょっとプライベートが忙しく、1カ月ほどクリークへの釣行に行けていません。なので、どこで何をやれば釣れるかがさっぱりな状態です。

おかげさまでバスを完全に見失い、ほとんど釣れない日々を過ごしていました。そこで今回は、釣れないながら秋バスを追い続けた2日を、ダイジェストでお届けします(笑)

とりあえずベイトフィネスジグでのミニスコーンを巻いてみる

秋本番って感じなので、とりあえず巻き物を巻けば何とかなりそう。そんな甘い考えでスタートした、10月末のクリーク釣行です。

巻き物と言えば、自分的にはミニスコーンが最近のお気に入り。ちょうどタックルベリーの安売りで、ティムコのベイトフィネスジグ5gを入手していたので、泳ぎの確認がてらスタートします。

このジグの特徴は、フックがジグヘッドではなく、シンカーとオフセットをリングでつなぐ形になっていることです。このタイプのジグは、正直あまり好きではなかったのですが、まぁお試しということで。何よりかなり安かったので(笑)

で、使った感想ですが、トレーラーの自由度が増してかなりいい感じでした。アンクルゴビーシャッドをトレーラーに使ったのですが、TGブローにセットした時よりも明らかにロールが強くなっています。また、テールの動きも若干派手になったような気が。

なんにせよ釣れそうなので、実績ポイントで巻きまくり。しかし、ハスのバイトが頻発するだけで、一向にバスからの反応はナシ・・・動きが派手目になったせいか、ハスのバイトは明らかに増えました。

まぁ、秋の巻き物なんで手返し重視で進んでいくと、杭などが絡むポイントでようやくバスっぽいバイトが。しかし、自分の管理不足で合わせ切れしてしまいました・・・

TGブローでストラクチャーを打ちなんとか1本

気を取り直して、ルアーをTGブローにチェンジ。ミニスコーンの釣りを続行します。ただ、秋の散っているバスを見つけるには、アンクルゴビーシャッドでは弱すぎる気がしたので、トレーラーをフラットヘッドカーリー3インチにしました。ボリュームアップと、カーリーテールによるアピール力アップに期待です。

しかし期待とは裏腹に、巻けども巻けどもバスからの反応はありません。相変わらずハスのバイトは頻発するのですが、テールが取られそうで怖い(笑)実は、アンクルゴビーシャッドは結構やられてしまいましたからね。

一応巻いても打ってもいけるセッティングなので、気になるストラクチャーは打ちつつ釣り進んでいます。そして、クリークの角に小規模なインレットが絡むスポットに到着。かなり浅いため、あまり期待はしていませんでしたが、一応慎重にアプローチ。すると、ありがたいことにラインが走りました。

なんとか、1本ひねり出しました。長さの割りに体高が高く、めちゃくちゃカッコいいバスです。あれだけ色々な場所を巻きで攻めたのに、結局ストラクチャーを打ってゲットできました。

それからは、ストラクチャーを打つ釣りにシフトチェンジ。狙いは、ボトム付近のコンクリートの形状変化です。という訳で、ルアーはTGブローのまま続行。トレーラーだけ、アンクルゴビーシャッドに戻しました。やっと、TGブロー本来の使い方をします(笑)

水門周りやクリークの角など、コンクリートの形状が変わっているポイントを丁寧に攻めていきます。ただ、それだけで結果が出るほど、クリークは甘くありません。

最後の最後に、クリークの段差にレイダウンっぽい沈み物を発見し、かなり丁寧に攻めてやっとのことで食わることに成功します。しかし、まさかのミス・・・かなり残念な感じで、この日の釣りは終了となりました。

ジンクスミニやフリーリグで全域をチェック

日付は変わって11月頭。前回唯一釣れたのがストラクチャー絡みだったので、巻くべきなのか打つべきなのか、分からない状態になってしまいました(笑)というわけで、とりあえず目に付くストラクチャーを、打ったり巻いたりしてしつこく攻めてみることにします。

とった作戦は、まずストラクチャーをフリーリグやノーシンカーで静かに攻める。その後周辺の中層を、スピナーベイトで探るです。前回釣行でのミニスコーンの不発は、アピール力の低さな気がしたので、今回はスピナーベイトをメインにしました。選択したのは、いつものジンクスミニです。

取水施設の周辺やクリークの角を中心に、コンクリートのストラクチャーを攻めていきますが反応はナシ。もう全く手掛かりがないので、手あたり次第ジンクスミニを巻いていきます。そして、ストラクチャーにはワームを入れていく。完全に乱れ打ちって感じです(笑)

そんな感じでランガンを続けていると、バルキーパワーホグのフリーリグに待望のヒット。縦ストラクチャーの中層で食ったのですが、どうも引きがバスではない・・・上がってきたのは、案の定ライギョ君でした。

朝夕はかなり涼しくなってきましたが、まだまだライギョも活動しているようです。縦ストの中層でヒットしたので、バスだと思ったのですが。まぁ、完全ノーフィッシュだけは免れたので良しとしましょう。

ブラックレイブン・エクストリームで無理やりIxIシャッド

実は、この日の正解の釣りが何か、薄々勘づいてはいます。その釣りは、クランクベイトかシャッドをある程度のスピードで巻いて、テンポよく探っていくというもの。

ただ、ブラックレイブン・エクストリームでクランクを巻くのは違う気がして、手を付けないでいたのです。もちろん、巻き物用のロッドも持ってはいるのですが、15年以上も前の代物なので・・・最新のロッドを使ってしまうと、なかなか手が伸びないのですよ(笑)

似たような感じのルアーとして、ワンナップシャッド4インチのライトテキサスなども投入しましたが、どうもスピードが足りない感じです。おかげで、ライギョをキャッチした後は、夕マズメ前までバイトもありゃしません。

このままでは非常にマズイので、スピードの出せる巻き物を試してみることに。選択したルアーは、信頼のIxIシャッド。ただし、ロッドはそのままブラックレイブン・エクストリームを使用します。

かなり無理のあるセッティングに感じましたが、使ってみるとそこまで悪くはない感じ。早速ハスがバイトしてきましたが、弾くことなく乗せることに成功しました。

まぁファストテーパーなので、アタックした瞬間にかかってしまっただけかもしれませんが。そこまで悪くない感触に気を良くし、残り時間をIxIシャッドに賭けてみることにします。

しかし、残り時間はほんのわずか。日も短くなっているので、30分もしないうちに暗くなってタイムアップです。さすがに短時間で何とかなるほど、クリークは甘くありませんでした。

こんな感じで、2021年の秋は、釣れない日々を過ごしていました。巻き物をサッサと試してみれば、また違う結果になったかもしれませんね。

まぁ、バスを見失ってはいますが、収穫がない訳ではありません。どうせ見失っているからと、新規ポイントを探してもいたのです。そして、有望そうなポイントもいくつか発見したので、今後釣り込んでみたいと思います。