ブラックレイブン・エクストリームとメタルの相性を検証した結果

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Fresh water攻略

2022年は例年にない寒い冬となり、なかなかバス釣りに行きたくないという方も多いことでしょう。自分も、天候が悪かったり、時間が取れなかったりと、色々な理由からこれまで一度も出撃できず。基本的に冬もバス釣りはしたい人間なので、ちょっとウズウズしていました。

そんな中、ようやく時間が取れたので、やっとクリークに出撃します。2月も後半に差し掛かったところで、ようやく少し暖かくなってきたので、何とかバスを触れたらいいのですが。

とりあえずメタルバイブで探ってみる

この冬、密かに楽しみにしていたのが、ブラックレイブン・エクストリームでメタルバイブを操る釣りです。昨年から冬のメタルバイブの練習をしているのですが、リフト直後に出るショートバイトに苦ししんだのは苦い思い出。

ブラックレイブン・エクストリームなら、鬼のように感度がいいので、ショートバイトをいち早く察知してフッキングできるかなと。また、ロッドが非常に軽いので、不意のバイトでも無理やり片手でフッキングもできそうという魂胆です。

というわけで、まずはメタルバイブからスタートします。選択したルアーは、イマカツのソルティマッハソニック7g。ワゴンセールで格安でゲットしました。久しぶりのクリークなので、季節の進行具合も分からないので、気になることから始めましょう。

とりあえず、メタルバイブで実績のあるポイントに入り、しばらくリフトアンドフォールを繰り返すと、早速バイトのような違和感が。一度目はかけ損ねましたが、数投後リフトの頂点を抑えるようなバイトがあり、フッキングに成功!

なんか変な引きだと思ったら、ニゴイ君でしたね。ハイシーズンには釣れた試しが無いのに、冬にメタルバイブをやっているとたまに釣れます。その後は、期待していた超実績ポイントを外したので、作戦変更です。

思ったより季節が進んでいるのか?

釣行日が暖かかったので、思っているより季節が進んでいる気がしてきました。というわけで、メタルバイブの釣りは一旦置いておいて、デカいプリのメスが差しそうな場所を巡ってみます。

昨年は、うまい具合にデカいプリメスを数匹ゲットできました。その思い出を元に、一足早いプリが差していそうなハードボトムをブルフラットのフリーリグで探ります。

しかし、数箇所回っても、バスからの反応は愚かギルからの反応もなし。一応、ギルを食っているであろうバスを狙っているので、ギルの不在は厳しいです。まぁ、ブルフラットのテールを取られる心配は無いのですが(笑)釣れなければ何の意味もありません。 

次の一手として考えたのが、魚が浮いている可能性です。そこで、スピナーベイトも試してみました。しかし、こちらも結構色々やりましたが、反応はなし。もしかして、暖かさにだまされているだけで、バスはまだ冬モードなのでしょうか?

メタルバイブで攻め切る覚悟をするも

あまりにシャローのハードボトムで反応がないので、季節の進行が遅いと判断しました。ここからは、メタルバイブで冬のポイントを攻め切ります。

冬の実績ポイントに入り、ひたすらソルソニマッハをリフトアンドフォール。たまにフナっぽい魚にぶつかる感触もあり、何だか釣れそうな雰囲気です。フナが居てもしょうがないと思うかもしれませんが、自分的にはフナもいないところには何もいない気がしています。

テンポ早めに釣り進んでいくと、他よりもボトムがガチャガチャしているポイントを発見。基本的に泥っぽい感触なのですが、一部だけ硬い感じがします。どう考えても、チャンスゾーンです。

またとないチャンスなので、重点的に攻めます。すると、かすかにバイトのような感触があったような?そして次のキャストで、リフトの頂点が微かに押さえ込まれました。反射的にフッキングし、なんとかフックアップ成功。

体色は白めで冬っぽいバスなのですが、プロポーションはそこまで悪くありません。もしかしたら、やっぱり季節は思っているより進んでいるのかもしれません。

この不安は、どうやら当たっていたようで、なんとなく中層を早めに巻いたメタルバイブにまさかのバイトが。掛け損ねてしまいましたが、この食い方ならシャッドの早巻きが正解だったかもしれないですね・・・

ブラックレイブン・エクストリームとメタルバイブは相性バツグン

1日の大半を、ブラックレイブンとソルティマッハソニックの組み合わせで過ごしてみました。相性がいいのは普通に考えれば分かりますが、使用感は想像を超えていましたね。

まず、超高感度のおかげで、着底感まではっきり分かります。着底後すぐにリフトに移るのか、少し待ってからリフトするかなど、色々なパターンが選べるので、攻める幅が広がります。釣りのテンポも良くなり、バイトのチャンスも増やせそうです。

さらに、ショートバイトをより取れるようにもなりました。まぁ、超高感度ロッドなので当然なのですが、着底直後やリフトの頂点など、ラインが弛んでしまう場面でも、かなり高確率でバイトを察知できていると思います。フナかなにかにぶち当たる感触も鮮明に分かりますので、バイトの少ない冬のバス釣りでも飽きません(笑)

そして、自分的に一番の利点に感じたのが、咄嗟のバイトを掛けやすいことです。ロッドがかなり軽いので、リフトの頂点などフッキングの動作に移りにくい場面でも、ワンハンドでフックアップまで持ち込めます。

ワンハンドのフッキングでは、パワー不足でバレることも多々あります。しかし、ブラックレイブンなら、ファストテーパーでベリーがしっかりしているので、ワンハンドでも意外としっかりとフックアップできます。実際、この日に釣ったニゴイもバスも、リフトの頂点でかすかなバイトが出たものを、咄嗟に片手でフッキングしてキャッチしました。

ちなみに今回は、水深も考慮して7gのソルティマッハソニックを使用しましたが、10~14gでも使用感は抜群だと思います。むしろロッドパワーを考えると、10gくらいがベストかも?まぁ、また今度使って確かめてみましょう。

こんな感じで自分的には、ブラックレイブンとメタルバイブの組み合わせはベストと言えますね。浸かっていてめちゃくちゃ楽しいです。そろそろメタルバイブの季節が終わってしまうので、来シーズンに持ち越しそうですが。