こんにちは、Mayoです。
ロッド、折っちゃいました。てへっ。
いやいや、茶目っ気たっぷりっぽく言ってみても狼狽ぶりは隠せない。
茫然自失とはこのことか。まあ自分のミスなんですけどね。
何というか不運。
ということで、補修にチャレンジしてみました。
実は2度目!8万越えのロッドをまた折った!!
ClearBlue社のCrystar63BF-premierですよ。8万円を越えるロッドですよ。

おぅ…。
実はこのロッド、恥ずかしながら折るの2回目。
前回は河口域の瀬に引っ掛けたルアーを外そうとしてザブザブ入り込んで行き、ティップを突っ込んだら死ぬほど簡単に折れました。
バスロッドじゃないんだから、まさに自業自得。とはいえ半端ない後悔ですよね。
4万円超が飛んで行きましたよ…。
実質12万円のロッドになりましたよ~!
一度折ってからは根掛かりした際も手でラインを引っ張って対応するぐらい気を使っていたんですけどね。
まあ、それほど気を遣わなければいけない新素材、東レ高弾性40t炭素繊維素材「トレカ ®M40X」のチューブラー。
性能的にはすごいです。
今まで気づいていなかったバイトがめっちゃ取れる。メインにしていたスピニングと同時に使い比べても圧倒的感度。今まで違和感バイトと思っていたものが、明確なバイトとして感じ取れる。もうネンブツダイを釣るのも楽しいんですよ。
もちろん、メインラインをPEにしているというのもあるかと思いますけど。
ちなみに、このロッドを入手する前にFishman社のBeams inte 64ULを買って使ってみたんですけど、こちらは求めていたものと全然違いました。
完全に乗せて釣るタイプのロッドで、趣味=フッキング的な自分の好みとは正反対。感覚的にはトラウト系などによさそうだな~と思いましたが、海でのライトゲームでは好みでないので、速攻で売却してこのロッドを買ったという経緯があります。ほぼ新品だったので、新品に近い値段で売れてひと安心。
ルアーのウェイトキャパが0.8g~10gとなっていますが、感覚的には2.5g以上のハードを投げるためのロッドかな。主観でしかないけど。


んで。今回、立てかけるように置いていたロッドのグリップあたりに、ミスって蹴ってしまった割と大きな石がコツンと当たり…。
リアグリップが見事に折れました。ここまで簡単に折れる!?というほど簡単に折れてた。
「あぶなっ!折れるところやったわ!」なんてHAGIに言ってみたら、本当に折れてた。
まあこれも自業自得といえば自業自得なんですけど、心もポッキリ。思い出しても泣けてきた。


保証書を既に一度使用しているので、もう使えないんじゃない?ということもあって、よし、今回は自分で補修してみようと一念発起。
いやまあ問い合わせてみれば対応してもらえるのかもしれないですけど、それでも軽く4万を超えるのだからまあいいやという若干投げやりな気分もありつつ。
今回、リールシートよりも後ろであったということが何よりも幸運でした。前の方だと感度なんかに多大な影響が出るだろうから、とてもじゃないけど自分で補修する気になれなかったと思います。
補修に関して調べてみた
その後の道中、HAGIとチタンチューブあたりが使えるんじゃない?とか話していたんですが、帰ってから補修に関して方法まで含めて自分で情報収集。
そうするとロッドのビルドパーツとして、普通にカーボンパイプが売っていました。しかも1mm単位でバリエーションがある。
よし、これなら自分でも出来そうということでパーツを集めて挑戦してみました。
大きな釣具屋さんならパーツも豊富なんですね。キャスティングさんすげー。
【購入品】
・カーボンパイプ 2千円
・エポキシコート剤 2千円
・補修用スレッド 1千円
以上、合計約5千円ほど
まずは折れた部分のチェック&カット
かなりきれいに横向きに折れていたのですが、念のために縦方向のヒビなどを確認。
全く見られなかったので、切断面をきれいにするため僅かずつではありましたが切り落としました。
縦に裂けていたらカット幅が大きかっただろうからホッとします。
とはいえリアグリップだからそこまで気にする必要もないのかもしれないけど…。
今回は手元にあった金切り鋸を使ったのですが、普通の木を切るようなノコギリだと縦に裂けることがありそうなので要注意。
あとはヤスリで切断面を軽く整えます。

カーボンパイプをカット
事前に内径をノギスで計測し、丁度よい太さのパイプを買ってきていました。
折れた部分の前後5cmずつ程度でよいかと思いますが、補強も兼ねて15cm程をカットして使用。
だから厳密的には原価750円程度。


なんかこうして見るとカーボンが細く見えるな…。
でもまあ12mmじゃ入らないし、削って入れると歪に強度下がりそうなのでOK。
実際には隙間もほとんどない状況でした。
2液混合のエポキシボンドで接着
これは元々持っていたボンドなので費用外としています。
まあ500円以下でホームセンターに売っている安いもの。

面倒なのでラップの上に出してよく混ぜました。
こういうボンドなどはラップを溶かしてしまうものもあるかもしれないので、要注意&自己責任でどうぞ。そしてしっかり混ぜないといけないのでここも要注意ですね。

さあ、カーボンパイプにボンドを塗っていきます。
わずかとはいえ隙間が空いていると強度も不安なので、全てをボンドが埋めてくれるよう多めに塗ってから押し込んでいきます。

合体!
たっぷり溢れるぐらいで丁度いいかな。溢れた部分を雑でいいので拭き取ります。
ティッシュなんかを使うと逆にティッシュの繊維がくっつくのでやめておきましょう。
自分は個人的に懐かしすぎるキムワイプが手元にあったのでそれで拭き取り。
理系で実験してた人は、ああ懐かしいという気分でしょう(笑)

接着仕上がり、乾燥待ち。
最後、乾燥後にボンドの凹凸がある部分を紙やすりで削って工程終了。
後から気づきましたが、マスキングテープを巻いておき、塗り終わってから剥がせばよかった。
そうすればきれいに仕上がるし、乾燥後にボンドを削るという手間が減らせたはず。
次回はそうします。もう次の機会は来ないで欲しいけど。

スレッド巻き
傷跡を隠しつつ、折れた部分の補強効果も出すため、スレッドを巻いていきます。
昔はフライも若干していて、フライタイイング用のボビンホルダーという糸をセットする器具は持っていたため、そちらを利用。
これはなくても気合いで出来るとは思いますが、あるだけで恐ろしく効率が上がります。
フライ用のきちんとしたものは割と高いけど、ジグのフックを自作する用のものだと600円ほどで売っているのかな。

今回、実際に折れたのはティップ側です。
しかしそこだけにスレッドを巻いたら恐ろしくバランスが悪そうだったので、飾り巻きということでエンドの方にも向けて巻いていきました。
個人的に好きな色のスレッドを使用しましたが、ロッドのグリップなどに使われている青の色味との差が大きくて少し後悔。
同じ色は面白みがないので、グリップ部分の色よりも少し青みが弱い程度の色味にしたかったんですよ。
せめて画像を見ながら選べばよかった。後悔先に立たず。
まあ、自己満足だからいいか。
エポキシコートで補強
スレッドも巻いたので、上からエポキシコートを塗っていきます。
エポキシボンドとは違うので要注意。ボンドよりも混合比を厳密にしなければいけないのでしょう、注射器の付属したタイプが多く売られていました。
塗るための筆は百均で購入。昔使っていた奴は毛が抜けそうだったので。抜けた毛がくっつくと面倒極まりないですもんね。

ちなみに器具を洗う際の薄め液は、手元にあったラッカーシンナーを使用しました。
まあ買っても500円程度だと思います。
コート剤の説明書にも書いてありましたが、よく混ぜなければならず気泡が結構入ります。でも数分置いておけばかなり減るので心配無用。
このコート剤を筆で薄く均一に塗り、乾燥させて塗り直し、塗り直し。
塗ること3回で仕上がりました。

どやっ。ごまかせたやろ。
まとめ
費用に関して、今回は出費が5000円ほどですが、使用量からすると1000円分程度かな。
もともと持っていたものを使ったのはあるけど、全て買ったとしても7000~8000円に収まるだろうから、メーカーに出して4万円以上取られることを考えたら安いものです。
取られると書いたらメーカーが悪者みたいだけど、実際は何も悪くないですけどね。
ロッドのビルディングキットが2万円を切るみたいなので、ゼロから集めたい人はそれもあり?
もし次回が発生したら、太さの違うカーボンパイプ代ぐらいで済むので出費は2000円程度。
安いもんだ。もういつでも折れていい!とはなりませんが。
ということで、折れたロッドの補修をしてみました。
上にも書いたけど、グリップより上側なら絶対にやりたくない補修です。
ただ、バス用のベイトロッドやジグロッドみたいにそもそも強度が高いロッドなら、今回のアジングロッドのように恐ろしく繊細な感度を求めるわけじゃないから、グリップより上側でも試してみてもいいのかもしれません。
あとひとつ考えているのは、ハタ用に使用しているロッドのガイドが小さすぎるんですよね。
甑島なんかではリーダーが60lbという激太のため、FGとはいえガイドに当たって飛距離が落ちる。
かなりヘビーとはいえ、バスロッドだから仕方ないことなんです。
そんなロッドですが一度ガイドが折れたのをカスタム屋さんで交換してもらったことがあり、8000円ほどしました。
今回買った道具があれば、ガイドだけを買って自分で交換できるんじゃない?
しかもティップの方はシングルフットのガイドだから、大きめのハタや青物が食ってきたときの耐久性なんかに少し不安もあるし、ダブルフットに変えられればそこもクリアできる。
ちょっと来年のハタシーズンまでに調べて試してみようかな…。
という妄想をしていますが、まだ今回の補修後に使ってないので、ひとまずは近々試しに行ってきたいと思います。
最近はソルトでもベイトを持っている人が増えてきましたが、アジングやメバリングで使っている人はほとんど見かけません。
そのうえリアグリップが恐ろしく特定しやすい状態になっているので、もし見かけたら、ああ、グリップ折ったアホの奴だなと優しくしてやってくださいませ。
ではでは!


