2024年は青物に本格的にチャレンジしているわけですが、今のところ全く結果が出ていません。そろそろ釣れてくれてもいいと思うんですが、運も絡むのでなかなか難しいですな。まぁ一番の原因は、ただ下手くそなだけなんでしょうが。
青物に関しては経験が無さ過ぎるので、少しでも確率の高い場所でコツを掴みたく今回も渡船です。浜本釣りセンターさんを利用して、阿値賀島に行ってきました。五島とかに行った方が確率は上がるんでしょうが、まぁお金とか時間がね。
流石にそろそろアカハタは釣れると思うので、青物が不発でも逃げ道はあるはず。あと、イサキもシーズンなので色々と期待していきましょう。
相変わらず青物は不発でアコウ狙い
今回の出船は、午前2時。前回の1時より少し早いですが、それでも夜中に磯に着くのは確実。今回はブッコミ用にアジを釣る暇もなかったので、ビールでも飲んでのんびり夜明けを待つことにします。暇なら適当にワームでも投げておけば、カサゴくらいは相手してくれるかも。
そんな感じで、磯に到着。今回は風が強く、下りられる磯が限られていたため、結構狭い磯に案内されました。予定通りビールを飲みつつ夜明けを待っていましたが、いつの間にか寝ちゃってました。
目覚めたのは、朝マズメ直前のかなりいい時間。早速青物を狙ってトップからキャスト。使用するのは、ジャッカルのシアンペンシル・サーペンス190。まだ使用して間もないですが、青物トップの経験値の低い自分でも使いやすいと思います。
しばらくキャストするも、全く反応ナシ。まぁ、そこまで甘くはないですよね。その後ジグにチェンジしてみるも、青物が回っている気配もありません。しょうがないので、一旦ハタ類でも狙ってみることにします。
流れがかなり強く、ボトムが取り辛いので3/4オンスのテキサスリグをチョイス。とりあえず投げてみて、ボトムが取れないなら重くしていきます。逆に、簡単にボトムが取れるようなら軽くします。
今回は、とりあえず3/4オンスでいい感じにボトムが取れました。ボトムをフワフワと沿わせる感じでじっくりと探っていくと、早速バイトがありました。

釣れたのはかわいいサイズのアコウ(キジハタ)。夏に向かうにつれ、釣りやすくなるハタです。アコウが釣れ始めたということは、海の中の季節も進んでいるということでしょうか。
まだまだカサゴマンション継続中
さて、小さいながらもアコウが釣れてくれたので、サイズアップを期待して続行。ちなみに使用しているワームは、パワーホッグの3インチ。ド定番のホッグ系ワームですね。
アコウを釣った時と同様に、ボトムをフワフワと漂わす感じで探っていきます。ここで潮止まりが近づいて流れが緩んできたので、シンカーを1/2オンスに変更。流れに応じてシンカーの重さを最適化することが、テキサスでのボトム狙いでは重要です。
潮止まりが近づいてはいますが、魚からの反応は良好。ただ、釣れてくるのはハタではなくあの魚です。

そうです、われらがアイドルのカサゴちゃんです。5月の阿値賀島釣行ではかなりの数が釣れましたが、どうやら6月も健在のようです。

ちょっとサイズアップ。この後、潮が動き始めても青物からの反応は無く、気休めにテキサスを投げればカサゴが遊んでくれる展開が続きます。
瀬替わりするも青物は厳しい・・・
カサゴはよく釣れるものの青物は厳しい感じなので、瀬替わりすることに。とは言え、この日は風が強まる予報で、あまり下りられるポイントが無いようで。風裏にあたるポイントに連れて行ってもらいました。
潮が効いていそうな感じなので、とりあえずジグからスタート。青物が回ってそうな良い潮が流れているんですが、やっぱり反応はナシ。見える範囲の釣り人もトップを投げていましたが、反応はなさそうだったので、この日は青物がお留守だったのでしょう。
青物の反応が全くないので、ハタ類に狙いをシフト。グラブのテキサスリグで、ボトム付近をスイミングで狙います。ボトムをべったり狙うとカサゴが好反応なので、少し浮かせ気味にしてハタを狙い撃ちにします。

狙い通りアコウ(キジハタ)がヒット。サイズは30㎝弱とそこまで大きなサイズではありませんが、狙い通りの展開に満足。ただ、キープするには少し小さいですね。
その後、サイズアップを狙って狙い続けますが、なかなか反応が渋い状況。いや、ボトムを狙えばカサゴは反応してくれるんですが、そうではないんですよ。

カサゴじゃなさそうな引きを見せる魚が掛かるも、ハタとはどうも違う。正体はイトフエフキでした。デカいオフセットフックで、よく掛かってくれました。

なかなか思うようにはいきませんな・・・
ところでアカハタはどこに?
ところで今回の釣行も、今のところアカハタが姿を見せてくれません。今までの経験上、阿値賀島で最も釣れたハタ類はアカハタ。それが今回に関しては、全くのゼロ。
カサゴを釣りつつハタ類が混ざっても、何故か今回はアコウばかり。しかも、サイズがかなり小さい。結局、今回の釣行ではアコウは3匹、マックス30㎝弱という残念な結果に終わりました。

アカハタとは真逆に、カサゴはなぜか絶好調。釣ろうと思えばいくらでも釣れる状況でした。5月から海の状況が変わってないんでしょうか?さすがに6月に入ればハタ類も動き出すと思ったんですがね。
おそらくではありますが、これからハタ類も釣れるようにはなると思います。多分、今回はまだ時期が早かったんでしょう。これまでの経験上、カサゴがむちゃくちゃ釣れる時期が終わると、ハタが絶好調になるイメージです。
テキサスリグでハタを狙う場合、ボトムを取ることは必要ですが、ベタベタに取り過ぎるのも実はよくありません。「流れにうまい具合に乗せつつ着底する」こんな感じで釣りができる、シンカーの重さを選択する必要があります。自分は7gから28gの間で、6種類くらいは準備しています。
シンカーの重さを最適化するだけで根がかりも軽減できるので、ご参考までに。